《泣きの感覚の利用》
歌うときは泣きの感覚を持つと響く声になりやすいです。泣きの感覚があっても泣けないような、感情のせめぎ合いが大切です。
《怒りの感覚の利用》
力強い声やよく響く声を出すためには、健全な怒りをコントロールする感覚が大切です。高い声を出すときも怒りの感覚を利用すると良いです。
《静かに聴こえる声》
声がよく響いているときは、自分自身には静かに聴こえていると良いです。
《水中のボールの例》
水中のボールは周囲の水圧によりつぶされそうになります。この外側からの圧力を内側からの圧力で我慢させる感覚が、支えの会得には必要です。この双方向の圧力を常に微調整しながら歌うことが大切です。
ここの文章は、私が執筆したKindleのボイトレ本の内容から一部を抜粋し、改変したものです。
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