歌唱における良い姿勢と良い呼吸について

歌うときの姿勢は重要です。

良い姿勢が良い呼吸を促しますが、良い呼吸の結果の形が姿勢に表れるとも言えます。そのため内側の筋肉を良い呼吸の形にすることで、自然な姿勢にすることも重要です。

見た目を意識して良い姿勢を作ろうとすると表面的になる場合があるので、内側の呼吸から正すと良い姿勢になります。

 

姿勢のポイント

  1. 足の裏の内側と前側に重心を置き、ひざをゆるめる。
  2. 胸をやや高めの位置に置いて保持する。
  3. あごを少し引き、うなじを縦に伸ばす。
  4. 首と背中と腰や太ももの内側の筋肉で全身を支える。
  5. 腹圧を少し高めに保持して上半身と下半身を繋げる。
  6. 太ももの内側に少し力を入れて腰の骨と筋肉を保持する。
  7. 自然で中庸な立身中正の姿勢にして、力を外に逃がさないようにする。
  8. 体幹トレーニングで抗重力筋を鍛える。

猫背のように姿勢が悪くなると、呼吸時の胸郭の広がりに制限が加わります。胸郭の広がりに制限があると充分なアッポッジョになりません。また息苦しくなってしまい、喉に不要な力が入りやすくなります。

良い姿勢は背中の広がりを維持するためにも有効です。背中が狭く委縮していると深く安定した呼吸になりません。

良い呼吸は背中で行う必要があるため、姿勢と呼吸は同時進行で練習することが大切です。

 

 

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