多くの合唱指揮者は、ご自身が学生時代にコールユーブンゲンやコンコーネ、ソルフェージュなどを丁寧に学んでいました。
しかし合唱を指導する立場になると、それをやらないあるいは省略します。
その理由は、本番に向けて早く曲を仕上げたい、ソルフェージュは退屈なので団員確保が難しくなる、などなどです。
今現在、合唱をやっている方は所属している合唱団以外で声や歌の基礎を学んだ方が良いです。
合唱団は曲の完成を無意識の内に優先します。個人個人の声は、曲の完成という大望の前では後手になる場面が多いです。
個人のことは「本当に」個人個人が考える必要があります。